大阪府商工会議所青年部連合会 令和2年度スローガン「共に」~繋げよう次世代へ~ 会長 奥長憲孝

平成の30年は、バブル崩壊や世界各地での紛争、リーマンショック、大きな打撃を受けた自然災害が起こり、経済情勢も安定することがなく終わりをつげ、新しい令和時代が始まりました。しかしながら、中小企業を中心に人材不足や労働生産性の伸び悩み、さらには後継者不足といった、中小企業を取り巻く環境や存続していくための課題はまだまだ改善されていません。

また今年は、国内のみならず世界中で起こった新型コロナウィルスの影響で、延期となった東京オリンピック、パラリンピックだけでなく、各地でのYEGの事業や会議なども含め、大きな経済効果を得ることが可能なイベントなどが中止、または延期となりました。日本のみならず、世界中で自粛ムードが高まる中、この停滞した状況は、我々中小企業の事業者にとって、リーマンショック以上に衝撃をもたらすことになりました。この厳しい状況の中であるからこそ、我々はYEGの仲間と『共に』力を結集し、単会の枠を超えたメンバーとの繋がりというスケールメリットを最大限に利用してこの状況を乗り越えていかなければなりません。

次年度、創立30周年を迎える大阪府商工会議所青年部連合会(以下、「府青連」という)は、日本YEG、近畿ブロック及び大阪府下12単会との繋がりや連携を取りまとめることが最大の役割です。諸先輩方が作り上げてきた府青連の長い歴史の中で築き上げてきたものを継承し、この10年で府青連の会員数は、約倍となる1400名に迫る人数となり、12単会の成長と共に府青連も大きく成長してきました。今後、府青連と12単会がより成長をしていくためにも、単会同士の協調や調和がより強くなり、府青連の継続的な運営や活動の連携をさらに強化していく必要があると考えます。

各出向者によって出向する目的は異なります。自単会の役員としての出向や与えられた役割での出向、または新たなYEGでの仲間づくり、自単会や自身の研鑽のための自発的な出向等、理由は様々です。今年度、集まっていただいたメンバーで活動できるのはこの一年しかありません。各単会含めて出向者一人一人の関わり方によって得られるものは違います。今日までの府青連の繋がりを次世代のメンバーに継承していくためにも、一人でも多くのメンバーが積極的に他単会の出向者と共に単会の枠を超えた交流をしていただき、次世代への橋渡しをしていく一年にしたいと強く思っています。

今年度は『共に』~繋げよう次世代へ~をスローガンとし運営して参ります。『共に』の後ろには色々な言葉を繋げることができます。『共に』「笑い」、「楽しみ」、「学び」、「手を取り合い」、そして「成長」をしていくことが、単会のみならず、府青連メンバー同士のより強い絆になっていくはずです。各々のメンバーが単会の枠を越えて往来し合い、活発に繋がることによって、刺激を与えあい、互いに成長していくことができます。

今年度は、奈良県橿原市で開かれる近畿ブロック大会だけでなく、日本YEGの全国会長研修会視察事業が北大阪YEGの地で、また、全国大会が我々と同じブロックである福井県鯖江市の地で開催されます。府青連としてだけでなく、大阪府青連を構成する12の単会が、それぞれの事業として『共に』取り組んでいただき、また、その取り組みがそれぞれの単会やメンバーの経験に繋がるものとなります。今後予定されている府青連の30周年や近畿ブロック和泉大会など、大きな事業に主管単会だけではなく府青連の12の単会が一つになってこれらの事業を『共に』やり遂げていくための礎となる一年とし、この厳しい状況の中であるからこそ各単会及び出向者の皆様におかれましては、より一層の強い絆で『共に』力を合わせて次の世代へ繋げていく一年になるようご協力よろしくお願いいたします。

≪基本方針≫
  1. 継続的な府青連の組織運営の体制の強化
  2. 交流事業を中心に事業目的の充実を図る
  3. 中長期の運営基盤の検討及び問題提起
  4. 積極的な広報活動や各単会事業の紹介による12単会の繋がりの強化
  5. 会員大会の運営において目的及び府青連と主管地の役割調整
  6. 全国会長研修会視察事業(北大阪)、近畿ブロック大会(橿原)、全国大会(鯖江)への協力